点滴穿石

要領が悪く意志薄弱人間が、ちょっとした工夫やルールの積み重ね、ITの力で時間を効率的に使い、学びを深め、充実の日々をおくるチャレンジの記録。

人として最低限のラインをライフログにてクリアする

突然ガバっと目が覚める。
ある時は寒さによる震えだったり、ある時はちょっとした物音で。

「また、やってしまった」
瞬間的に恐ろしい程の後悔の念に襲われる。

ビーズクッションにスーツ姿のまま身を沈めている。
蛍光灯の光が降り注ぎ、目の前の机には飲みかけの缶ビールやアイスの棒、クッションの横には電池の切れたスマホが転がっている。
そんな惨状を眺める目はコンタクトを着けっぱなしで腫れている。

着の身着のままで眠り込んでしまったのだ。
ハっとして時計を見上げる。

時間は朝の5時前だ。 家族の目覚める6時までにはまだ1時間はある。
頭の中で瞬間的に計算する。

洗濯カゴのタオル類を干して、食器を洗って、シャワーを浴びて。
何とか体裁を整えて、何食わぬ顔をして起きてきた家族を迎える。

妻からは「おはよう」のかわりに「朝からうるさい、目が覚めた」との一言と冷たい一瞥が贈られる。。
週に何度も繰り返していた光景だ。

もういい歳なんだから、ちゃんと風呂に入って寝ないとくさい、
電気代がもったいない、
だらしない、、

もうやめてくれー、自分でも分かっている、つくづくダメ人間だと思う。

2年前、丁寧に生きるという目標をたてて改善に取り組んだ。


夜遅く帰宅(時には酔っぱらっている)
  ↓
そのまま、冷蔵庫やお菓子棚をあさって、ビーズクッションに倒れ込む
  ↓
着替えないと、風呂に入らないと、でもめんどくさくて後回し
  ↓
気付くと朝


どう考えても順序がおかしい。
ビーズクッションに沈む前に風呂に入って、着替えてからくつろげばいい。
わかっちゃいるが、疲れ切って帰宅して、どうしても沈み込んでしまう、眠り込んでしまう。


ある時、ライフログによる振り返りで、生活が改善するとの記事を読んだ。
いっちょ試してみるか。


あまりに人として最低限の内容なので、公開するのは躊躇してしまうが、、参考のために作成したログを紹介する。

 

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暗号だと思われるかもしれないが、 まず、日付、起床時刻、就寝時刻を記入

続いて以下の項目について○×で結果を記入する。
食:夜22時以降に何も食べない
目:コンタクトをはずす
歯:歯をみがく
風:風呂に入る
床:布団で寝る
薬:薬を服用する

最後に、以下を記入する。
飲会:外で飲酒
晩酌:自宅で飲酒
  ー  :飲酒なし
これは、当たり前のことだが、飲酒が生活の乱れを引き起こす最大の要因と気づいて記録することにした。

例えば、1/3(日)は22時以降に風呂にもはいらず歯も磨かずに布団で眠ってしまったことを意味する。(部屋で布団にくるまって本を読んでいたら寝てしまった)

 

工夫した点としては以下である。

  • チェックリスト風にして、達成感を味わい、優先度を上がりやすくする
  • すぐに入力できるようにスマホのメモ帳に記録
    (iPhone8のメモ帳で、ちょうど画面に収まる横サイズ)

 日々、結果を眺めることで一喜一憂を繰り返し、気付けばある程度ログが○で埋まるようになってきた。 もちろん×もあるが、それはまー人間だから仕方ない。

(この、ライフログを忘れずに記入するという別の課題もあったが それについてはまたの機会に紹介したい)

 

執筆時間は93分。

 

お読みいただきありがとうございました。

ではまた!